仕事に使うパソコンとは別に、プライベート用のパソコンがあります。
4年前のパソコンに負けるパソコン
現在使っているのはVAIO Duo11。2014年に購入したものをいまだに使っています(発売は2013年)。
これは画面が11.6型ですが、15型がいいなあ、と(一時期)思ったのと、もう3年たったし、ということで、2017年に、某メーカーの新しいパソコンを買いました(発売も2017年)。
しかし、使ってみると、発売時期が4年も異なるのに、圧倒的にVAIOの方が性能が良かったのです。
起動が遅い、終了も遅い、あらゆる処理がもちろん遅い、すぐに強制終了する、などなど、何に使うのもストレスになるほどで、VAIOよりも優れているのは画面の大きさだけでした。
スペックを比較するとこのような感じでした。
VAIO Duo11 | 新しいパソコン | |
CPU | インテル Core i5-3337U プロセッサー (1.80 GHz) | AMD A10-9620P APU (2.50GHz-3.40GHz, 2MB L2キャッシュ) |
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | SSD128GB | SSD256GB |
CPUが悪かったのかなあ…。
パソコンを買うのにお金をけちったらいけない、という教訓です。
我慢ならずに、VAIOに戻りました。
一度ウイルスに感染してしまったため、初期化までして。OSが元々入っていたWindows8に戻ってしまったため、Windows10にアップデートもして。
最低限必要なソフトをインストールし直し、現在に至っています。
新しく買ったパソコンは、新しいとはいえ、元の値段が安かったので売れそうにもなく、そのまま放置していました。
最近、自分の中で断捨離熱が高まっており、これをなんとかしようと、重い腰を上げることにしました。
Windows10の標準機能でデータ消去
パソコンを処分するのに困るのはデータですよね。
「ゴミ箱」に捨てて「ゴミ箱」から削除するだけではダメ、というのはよく言われています。
物理的に破壊するのがいちばんいい、といつかどこかで聞いたため、今までは、PCリサイクルに出す前にハードディスクを取り出していました。
しかし、ハンマーなどで叩き壊すのがそうそう簡単にできるはずもなく、結局、いつか壊そうと思っているハードディスクが増えていきます。
データを上書きすることによってハードディスクのデータを消去するソフトがあるのは承知していましたが、自分で壊せばタダだし、と買わずにいました(壊さないのに)。
そんなとき、Windows10の標準機能に、データを消去する機能があることを知りました。PCを下取りに出す際にも使える、という方法のようです。
短期間しか使っていないプライベートのパソコンですので、これでいいや、と試してみることにしました。
手順
①「設定」メニューの「更新とセキュリティ」を選択します。
②メニューから「回復」を選択し、「このPCを初期状態に戻す」の「開始する」をクリックします。
③「オプションを選択してください」というメッセージが表示されますので、「すべて削除する」を選択します。
④「ドライブのクリーニングも実行しますか?」というメッセージが表示されますので、「ファイルを削除してドライブのクリーニングを実行する」を選択します。
ここでふと、手が止まったのは、「削除したファイルが他の人によって回復されにくくなります。」という文言。
されにくく、ということは、回復されなくはないということか…。
大した情報は入っていないから、まあいいや、と先に進みます。
⑤「このPCをリセットする準備ができました」というメッセージが表示されますので、「リセット」を選択します。
しばらくすると、PCの初期化が始まります。
初期化が終わるとWindowsのインストールが始まります。それが終わると、Cortanaさんが登場して、Windowsの初期設定を始める画面になります。PCを買って初めて電源を入れたときと同じ状態に戻っています。
かかった時間
16:04 手順⑤「リセット」をクリック
16:14 PCの初期化がスタート
16:42 50%到達
16:58 PCの初期化終了、Windowsインストール開始
17:12 Windowsの初期設定開始
本当に初期状態になっているのか見るために設定を進めたため、もう一度同じ手順を繰り返したのですが、かかった時間はさほど変わりませんでした。
数時間かかる場合がある、とのことでしたが、あまり使っていなかったパソコンのせいか、思ったより早く終わりました。
安全性はどうか?
いろいろと検索してみたところ、Microsoftのホームページにたどり着きました。
それによると、この方法によるドライブのデータ消去は、コンシューマーを対象としており、政府および業界のデータ消去基準を満たしていない、とのことでした(「Microsoft Docs /Windowsハードウェア/製造/デスクトップの製造/PCのリカバリ機能のしくみ」(https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/manufacture/desktop/how-push-button-reset-features-work)2019年7月29日閲覧)。
今回は、
- 個人のパソコンでほとんど使用していない
- 下取りに出さずにリサイクルに出す予定
ですので、これでいいや、というところですが、自分の業務用のパソコンを処分する際には、やはり市販のデータ消去ソフトを使う必要があるな、という結論に至りました。
それがわかったことと、リサイクルに出せる状態になったことは、良い収穫になりました。
今日の花
ドラセナコンパクタ(リュウゼツラン科、原産地:東南アジア熱帯・ハワイ・オーストラリア北部)
ドラセナにはいろいろな種類があり、葉が大きくて長いものがポピュラーですが、これは葉が小さめです。茎を巻き込むように葉が互い違いに下から上へとついていますので、このような小さな葉のものですと、上から見ると花のように見えなくもないです。とても丈夫で長持ちします。
1日1新
~1日1つ、何か新しいことをする試み
7/26 伯母、従妹、従妹の旦那様、母、私で食事
7/27 自分で取り合わせた花でいけばなのお稽古
7/28 タリーズ ピッツァ ハーブチキン