子どものころから野球が好きです。

父は野球を含むスポーツ全般が好きで、プロ野球や高校野球のテレビ中継をよく見ており、子供のころ、一緒にテレビを見ながらルールを教えてもらい、そのうちに自分もだいぶ野球好きになりました。

他のスポーツにはあまり興味がなく、野球に替わって人気のサッカーも超基本的なルールしかわからず(ゴールに入ったら点が入る、手を使ったらだめなど)、4-3-3と4-4-2の違いなどとなると、まったくわかりません。私は中学1年生まで静岡県に住んでおり、昔は(今も?)静岡県といえばサッカー強豪県。父はサッカーもよくテレビで見ていた(Jリーグがまだなかった時代、高校サッカーなどです)のですが、不思議なことに、サッカーにはまったく興味がわきませんでした。

いくつになっても、野球がいちばん好きなことに変わりはありません。

ブログを始めてから花のことについては何度か書いてきましたが、野球のことについてはあまり書いていなかったので、今日は少し、書いてみようと思います。

野球のリズム感

野球は、1チーム9人対9人(他に控え選手がいます)で対戦し、1試合で攻撃と守備が9回入れ替わり、その中で得点を多く取ったチームが勝ちです。攻撃側のチームは、3つアウトを取られるまで、攻撃を続けることができます。

最近では、スピードアップのため、攻守交替にそれほど時間はかかりませんが、見ている側としてはこの間にちょっと息抜きできるのがいいですし、実際、試合の中でも、イニング(回)が変わると、何かをきっかけ(ピッチャーが交代する、その前の守備の時に超ファインプレーが出たなど)にして、それまでまったく打てなかった攻撃陣が突如打ち出す、ということもあります。

3アウトチェンジでいったんリセット、というのが、試合のリズム感や面白さを作っているように思えて、自分が野球というスポーツで好きなところの1つです。

試合時間の不思議

1試合(9回試合)の平均時間は、過去20年間(1999年~2019年7月18日)、3時間6分~3時間19分の間におさまっています(NPBホームページ「統計データ>2019年セ・パ公式戦平均試合時間」参照)。

ピッチャーの調子が悪ければ延々と攻撃が続き、途中ピッチャーが交代したりして、1試合の時間は長くなります。逆にピッチャーの調子が良く、まったくバッターが打てなければ、1試合の時間は短くなります。それでも、1チーム年間143試合(2019年度)を平均すれば、3時間前後で終わる、ということです。

これも、3アウトチェンジ、がもたらす絶妙な効果なのではないかと思います。

高校野球などでは力の差がありすぎると当てはまりませんが、プロ野球であれば、どんなに打ち込まれてもいつかは何とか3つアウトが取れます。どんなに打つバッターでも、いまだ4割は超えられないように、人間が失敗したり成功したりする確率に不変の原理のようなものがあって、それがからんでいるのではないかと、不思議なことに思えます。

一発逆転

例えば、サッカーは1点ずつしか点が入りません。

野球の場合は、それまでにランナーをためる必要はありますが、1本のホームランで最高4点入ります。3点差までなら1打で逆転できるわけです。9回2アウトまで来ていても、最後の最後まで決着がわかりません。

一発逆転のドラマが起こるところが、なんとも言えない醍醐味です。

野球の魅力の多彩さ

  • 剛速球や落差のある変化球で三振を取りまくる
  • バッターのタイミングを外す投球でゴロの山を築く
  • ホームランか三振のフルスイング
  • ヒットを打ちまくる(イチロー選手のような)
  • ダイビングキャッチ、流れるような連係プレー、レーザービーム(外野からホームへのストライク返球)などの華麗なファインプレー
  • 快足をとばしての内野安打や盗塁

などなど、野球の魅力は、投げる・打つ・守る・走るの多岐にわたります。1試合でいろいろな見どころがあり、どこに注目するかで楽しみ方も変わってくるのが面白いです。

余談ですが、アメリカメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、剛速球でも落差のある変化球でも三振を取ることができつつ(今年はピッチャーはお休み)、豪快なホームランを打てるパワー、左右に打ち分けるバッティング技術、足の速さなど、投打のあらゆる魅力を兼ね備えていて、同時代に生きてこの選手を見られることが、私は心から幸せです。

勝利の女神と野球の神様

ノーヒットノーランや初回からピッチャーがノックアウトされるような試合は別として、普通の試合では、どちらのチームにも、何かしらの得点のチャンスが、何度か訪れるように思います。

そして、多くは、それをものにできた方が勝ち、ものにできなかった方が負ける、という結果になるように思います。

まるで、勝利の女神がどちらのチームにも少しずつ均等にチャンスをくれているのに、チャンスをものにできないとそちらのチームにはそっぽを向いてしまう、かのように見えるのです。

もちろん、実際は、チャンスで得点できないことがピッチャーにプレッシャーとなったり疲労感が増したりして手元が狂う、攻撃がうまくいかなかったために守備の最中に選手が集中力を欠く等のフィジカルな要素が原因でしょう。

ですが、空から球場を眺めながら、チャンスを与える魔法の杖をふったり、「せっかくチャンスをあげたのに」とむくれたりする勝利の女神の姿を想像するのもちょっと楽しいです(プレーしている選手には申し訳ないですが)。

そして、野球の神様。

最近も、

大腸がんから復帰した阪神タイガースの原口選手が、復帰初戦で、そしてオールスターゲームで、ホームラン

とか、

アメリカメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスが、急逝した選手の追悼試合で継投によるノーヒットノーラン達成

とか。

野球の神様っているのかな、と思うようなことがありました。

これも、別に神様がどうこうではなく、選手自身の日頃の鍛錬、その試合における集中力と観客の応援によるさらなる後押し、ピッチャーや相手チームが気圧されて本来の力を発揮できなかった、など、やはり、フィジカルな要素が原因なのだと思います。

それでも、このような、苦労や悲しみが報われる瞬間、奇跡のようなことが起こる瞬間を目の当たりにすると、人間が発揮することのできる能力の底力・偉大さを感じるとともに、(何かが見守っていてくれて)苦労や悲しみは報われることもあると信じられる勇気や希望を持つことができます。

野球に限らずスポーツ全般に当てはまるのかもしれませんが、野球が自分にとっていちばん身近なスポーツなので、野球から感じる素晴らしさの一つとなっています。

今日は私の野球への偏った(?)愛情を書きました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

今日の花

カーネーション(ナデシコ科、原産地:南ヨーロッパ・地中海沿岸)

最近またもやくすんだ色合いの花が続いたので、優しいピンク色のスプレー咲きのカーネーションを選びました。スプレー咲きのカーネーションは、いけばなで使うのには大の苦手花材でして、定期的に「見たくもない」という心持ちになるのですが(花に罪はないのにごめん…)、それがおさまって久しぶりに見ると、小さな形の中に花びらが幾重にも重なっていて、やっぱりかわいらしい花です。

1日1新
~1日1つ、何か新しいことをする試み

サクレ