「野球を始めた頃からすごく野球が好きで、それは今になってもあまり変わることがなくここまで来ているので、その延長線上じゃないかと思っています。」

大谷翔平選手は、先日の会見(2018年11月22日@日本記者クラブ)で自分を動かす原動力について質問され、このような回答をしていました。

毎日が楽しい

大谷選手のことは日本にいたころから好きでしたが、大リーグでプレーする姿を見るのは、本当に楽しみでした。

何より、あの笑顔。いろいろな方がおっしゃっていましたが、野球少年、野球小僧がそのまま大人になったような笑顔。

新しい環境での新しい挑戦。結果が出ても出なくても、すべてひっくるめて何もかもが楽しいんだろうな、と思いながら、テレビを通してその挑戦を応援していました。

ご本人も、毎日球場に行くのも楽しかった、グラウンドでプレーするのも楽しかった、とおっしゃっていました。

子供のころから好きなことを大人になってもずっと好きなまま、仕事として究めていくことができる。

もちろん、好きなだけではなく、天性の才能もあって、そのうえ陰でどれほど努力しているか計り知れません。だからこそ、好きなことを仕事にできるのだと思います。

それでも、それは誰もができることではない、とても幸せなことのように思いました。

かつての挫折

私は以前、スペイン語の翻訳をしていたことがあります。

スペイン語が好きで、そのままそれを仕事にできたら楽しいだろう、と思っていたのですが、そううまくはいかず、翻訳をやめると同時にスペイン語もやめてしまいました。

そのときに思ったのが、

「好きなことを仕事にするのは無理」

「好きなことを仕事にしたら、好きなことが嫌いになってしまう」

ということでした。

継続するための原動力

仕事にするかどうかは別として、好き、でなければ続けられない。

これがわかったのは、フラワーアレンジメントを何年か続けたころでした。

最初は季節の花を好きなようにアレンジするコースを受講していましたが、途中から、好きなようにアレンジするためには基礎からきちんと学びたいと思い、基本的な型を順番に習っていくコースに変更しました。

ある程度基本的な型を受講し終えると、基本の型を使った応用のアレンジをするようになります。花材の取り合わせが難しくなったり、基本の型を少し変形させたりします。

そうすると、これができない。

毎回毎回、悔しいような情けないような気持ちで、他の人の方が何十倍も上手な気がして、レッスンに行くのが嫌になり、それでも、休んだら私は仕事に征服されると、義務のようにレッスンに通っていた時期もありました。

たかが趣味なんですけどね、今思うと。

結局、習い続けて今に至るのは、花で何かを作ることが好きだからにほかなりません。

アーティストになれるようなセンスはなく、人に教えることも苦手なので教室の先生にも向いておらず、花を本業にすることはないと思います。

それでも、好きだからこそ、つらいことがあっても逃げ出したくなることがあっても、続けられる。

好きという気持ちこそが、苦しくても続けられる原動力になるのだとわかりました。

今の自分と仕事のこと

今の自分は、税理士という仕事をしています。

税理士の仕事が好きでしかたがない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、自分はそこまでは言い切れません。

ただ、毎日、そんなにつらくない(このブログを日々更新するのが最難関(笑))。

楽しいか楽しくないか、2択で決めろと言われたら、「楽しい」を選ぶ。

仕事がない(ゼロではないですが)のがこわいけど、それでも、今やっていることだけ考えたら楽しい。

お客様と関わり、お話しし、いろいろなことを調べたり(ブログのネタを含めて)、(メールやブログに)書いたりすること。

どれも自分は好きなことで、続けていきたいと思えます。

たしかに、「失敗した」「ああ言えばよかった」などと落ち込むことも多々あります。

でも、開業して1年以上たって、もうやめたい、と思ったことはありません。

税理士向きの天性の才能があるとは思えませんが、自分はこの仕事のこと、意外と好きなのかもしれない。

だとしたら、苦しいことも挑戦も、もっとすべてのことを楽しんで、自分が笑顔になって、大谷選手のように、見る人をも笑顔にできるように。

そうしたら、自分もうまく折り合いをつけて、好きを仕事にすることができるのかもしれない。

そんなことを思っています。

おわり。

今日の花

スキミア(ミカン科、原産地:日本)

シキミアとも呼ばれます。赤い粒々はつぼみで、白い花が咲きます。写真に撮ったらなんとなくグロテスクな感じになってしまいました。。。本物はかわいいです!