自分で考えるとモチベーションが上がる。

当たり前といえば、当たり前なのかもしれません。

普段のいけばなのお稽古は、型はカリキュラムの順番どおり(そうしなければいけないわけではありませんが、あることをきっかけに、当分はそうすると自分で決めました)、花材は型に合わせて花屋さんにお任せです。

花屋さんは、その時の仕入・在庫の状況によって、1束の定価でおさまる花材を組み合わせてくれます。

指定の型で生けられる花材ではあるものの、とんでもなく難しいもののときもあります。誰が生けるかわからないので、同じ花材が続くこともあります。明らかに何かの残りでしょ、というかなりくたびれた花材のとき、ピンク×黄色、ピンク×紫といった私の苦手な色の組み合わせのこともあります。

それはそれですべて訓練だと思っているのですが、自分が疲れて多少無理してお稽古に行ったときに、ピンク×黄色だったりすると、もうその時点でモチベーションが下がってしまいます。

月に2~3回お稽古に通っているのですが、体調を崩したり、そのおかげで仕事が滞って時間が取れなかったりと、1ヶ月近く、お稽古の間が空いてしまいました。

先日のお稽古日の前、休んだ分とあわせて2つお稽古してもよい、と先生から連絡をいただいたのですが、どうしても予定が読めませんでした。このため、花屋さんに注文していただくのは1つ分、もし時間の余裕ができたらもう1つ分は自分で花材を買っていく、というわがままを聞いていただきました。

ところが。

その連絡をした途端、

「何の型で何をいけようかな~♪」

と、近所の花屋さんに最近並んでいた花をあれこれ想像して、すっかり楽しくなりました。お稽古までの残り時間は、当然、変わりませんが、もはや2ついけるのが前提で、時間を作るために、何としてでも仕事を済ませると気合が入ります。朝食や昼食の後、普段ならだらだらしがちなところをスパっと仕事に入れるし、集中力も高まります。

いったいこれは何効果なんだろう?

自分で考える効果、ではないかと思いました。

普段は、型ありきで花屋さん任せの花材。

それに対し今回は、「この花でこの型」と思っていても、注文するわけではありませんので、当日、近所の花屋さんにそれに適した花がないかもしれません。となると、2パターンくらいの型とそれに対して何パターンかの花材を何となく想像しておいて、花屋さんに行き、その場で最終的に決めて買うことになります。

もはや、そのプロセスからして楽しいのです。

花に興味がなければ、洋服や食べ物などに置き換えてみたら、共感していただくことができるかもしれません。

仕事にも当てはまります。

自分考えたことをやってみるのは苦になりません。うまくいかなくても、また考えて、やり方を変えてみて、何度でもトライすることができます。

決まり切ったことをやらなければならないとなると、途端にやる気が鈍ります。

それを解決するには、

  • 決まり切ったことを、決まり切ったことととらえない、仕事のやり方を考える(やり方を変える、視点を変える、ツールを変えるなど)
  • 逆に、徹底的にルーティン化・省力化する(マニュアルを作って上から順にこなす、自動化ツールを作るなど)

といった策はどうでしょう?

そして、そのさらに奥にある最善の策は、プライベートでやりたいことがあること。

これさえあれば、どうやって時間を作れるか必死で考える→考えて仕事をする→仕事のモチベーション上がる→楽しい、の循環を作れるような気がします。

今日の花

リンドウ(リンドウ科、原産地:日本)

この投稿に出てくる、自分で選んで持って行った花材の1つです。自分で選ぶと、青系の色になりますね。写真に写っているように、1ヵ所に複数の花が固まっており、かつ、そのように固まって花がついているところが1本の茎に数ヵ所あります。適宜花を間引くのですが、その加減を教えていただきたいというのもあって選びました。すっきりした色合いの仕上がりになって、これにしてよかったな、と思いました。

1日1新
~1日1つ、何か新しいことをする試み

プレミアムミルキー