教わりたいからお金を払う

セミナーを聞きに行く、予備校や塾に通う、家庭教師をつける、カルチャースクールに通う・・・。

自分に必要な知識や自分の知らないことを教えてもらうとき、通常、教えてもらう側が教える側にお金を払います。

必要なもの、欲しいものの対価としてお金を払うのは、知識のような形のないものであっても、食べ物や衣料品と同じです。

そして、おいしい食べ物や高級な衣料品には高いお金を払ってもよい、と考えるのと同じように、人と差をつけられたり、より自分のニーズに合う知識や技術を教えてくれるものには、高いお金を払ってもよい、と考えるでしょう。

教えたいからお金を払う

では、教える側が教わる側にお金を払う、としたらどうでしょう?

例えば、

「5,000円払うので、セミナーに参加しませんか?」

見るからにあやしげなナントカ商法のようですが、そういう下心はないとしましょう。

教えることには、こんなメリットがあります。

  • 教える(教えたい)ことは、通常、自分の好きなことである
  • 教えることが好き
  • 教えることで自分も勉強できる
  • 教えることで相手が喜んでくれたら自分の喜びになる

ですから、意外と、教える側は満足できるかもしれません。

誰かに自分の話を聞いてもらいたくて、その対価としてお金を払うのであれば、教わるために対価としてお金を払うのと、根本の考え方は変わりません。

安くても、無償でも、金銭以外の部分で満足できることがある、というのは、教えることに固有の価値なのではないでしょうか。

一方、教わる側はというと、自分に関係ないことや興味がないことであれば、お金目当てでもない限り、お金をもらったって教わりたくないと思うでしょう。

結局、教わる側にとっての価値は、誰がどんなことを教えてくれるか、それがどの程度自分の役に立つかであって、お金をもらえばそれが代わりで済むということはありません。そして、お金を払って教わるのであれば、教わることに対する評価は厳しくなります。

ギャップを意識する

教わる側にとっての価値は、誰がどんなことを教えてくれるか、それがどの程度自分の役に立つか。

教える側は、教えることそのものにも価値がある。

税理士の仕事にも、教えることは含まれています。

会計処理のやり方、会計ソフトの使い方、源泉徴収のやり方、納付書の書き方、税金の払い方、経理の効率化、決算書の見方、資金繰りの考え方、事業計画の作り方、合法的な節税のプラン、などなど。

会計処理をチェックし、税務申告書を正確に作るのは当たり前。それ以外に、どんなことを教えてくれるかが、税理士の価値を測る重要な判断基準の1つとなっているように思います(その善し悪しは別として)。

必要なのは、お客様の会社・お客様自身に即した知識や情報です。税理士の仕事の場合、お金をいただくのですから、なおさらシビアになる必要があります。

教える(情報を提供する)側は、それだけで満足する危険性があり、「(対価に比べて)こんなに教えているのに」と思っていても、相手には少しも響いていないかもしれません。

お客様のニーズから外れず、教える側の自己満足にならないようにするには、相手のビジネス、数字、人柄をよく知り、何が必要か、何が適切かを考え続けることにつきます。

自分がいくら伝えてもどこか噛み合わない、のれんに腕押しな感じ、と思ったら、教わる・教えるの価値のギャップを意識し、本当に必要な情報提供ができているか、見直していきたいと思います。

今日の花

トルコキキョウ(リンドウ科、原産地:北アメリカ)

いけばなのお稽古花でしたが、お花屋さんが大サービスしてくれたのか、大輪のトルコキキョウでした。花の直径も大きいし(約10センチ)花びらの量もすごい。いけたときのバランスがとりづらかったです。

編集後記

今日は多忙だったわけではなく、ただただ筆が進まず…。東京ヤクルトスワローズは16連敗(タイ記録)でストップしました。ベテランの一振りで流れをつかみました。よかったです!

1日1新

5/31→スターバックス プリンアラモードフラペチーノ(これ全部飲んじゃって健康に害はないのか?と思ったほど甘さに驚愕(個人の見解です))

6/1→フレッシュベーカリー神戸屋 地中海レモン(予想以上の酸味)

6/2→日本橋だし場 和風しょうゆチキン弁当(だしで炊いたごはん美味、200円引きならお得)

週末は特に出不精傾向。食べ物3つになってしまいました…。

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