開業時、電話とインターネットまわりの環境を整えるのに一苦労しました。
現状の環境
現状の環境はこんな感じになっています。
事業 | プライベート | |
インターネット回線 | フレッツ光 | 建物敷設の光回線 |
プロバイダ | C社 | A社 |
固定電話 | ひかり電話(ダブルチャネル+追加番号) | おうちの電話(ソフトバンク) |
FAX | なし |
※A社、B社、C社は、いずれも実際の会社名の頭文字ではありません。
フレッツ光に加入
元々、インターネットは建物に敷設されていた光回線、電話はNTTのアナログ回線を使っていました。
事務所用に固定電話とFAXで2つ、番号が欲しかったのですが、アナログ回線を1回線追加するよりも、フレッツ光に新たに加入し、「ひかり電話」というサービスを利用する方が安くあがるという計算になりました。
NTTに工事を申し込み、一安心。
プロバイダの申し込みは?
元々、光回線とセットになっていたA社を使っていました。ただ、入居する前から長くB社を使っており、あちこちに登録してあるメールアドレスを変更するのが面倒で、インターネットへの接続にはA社、メールアドレスはB社と、並行して使っていました。
B社のプランをフレッツ光のプランに変更することにしたのですが、ここで2つのミスを犯しました。
①そもそも申し込みを忘れた
工事を申し込んで安心し、プロバイダのことをすっかり忘れていました。
思い出したのは工事の3日前で、それから慌てて申し込みました。
②申し込むプランを間違えた
確認して申し込み画面を選んだはずだったのですが、プラン変更(工事なし)ではなく、プラン変更(工事あり)を申し込んでしまっていました。
プロバイダからの返信を見て、意図した申し込みができていないことに気づき、工事の取消と自分の希望を伝えたのですが、ちょうど週末だったためかなかなか進みません。
そうこうしているうちに、NTTから「工事の予約が2件入っていますけど」と確認の連絡が入り、工事の取消は無事できたものの、「プロバイダと契約していないと、工事してもその日から使えませんけど、大丈夫ですか?」と心配される始末(親切ですね)。
B社の変更後のプランがいつから使えるようになるかわからず、とにかく工事までに確実にプロバイダと契約しておきたかっため、「クレジットカード払いなら最短30分で開通!」というC社を見つけ、申し込みを済ませました(ちゃんとした会社です)。
工事もヒヤヒヤ
工事当日。
元々の光ケーブルがあるところに、新たにNTTの光ケーブルを引き込む工事だったのですが、「玄関までしか引き込めず、使う部屋まで引き込めない」とのこと。
玄関でルーターに接続し、それを経由して使う部屋まで無線で飛ばして対応する、と言うのですが、「予定にない工事なので、機器をすぐに取り寄せられるかわからない、取り寄せられなかったら、日程を取り直して後日改めて工事」とのこと。
この日は、実はすでに開業2営業日目。
事情はわかるけど困ったな〜、と思っていたところ、幸い機器を取り寄せてもらえ、なんとかその日のうちに工事を終えてもらうことができました。
教訓
①チェックリストの重要性
チェックリストをきちんと作っていれば、そもそもプロバイダの契約変更の申し込みを失念することはなかったと思います。
短期間に並行していくつもの作業をしなければならないときは、チェックリストは欠かせません。
その重要性を改めて認識しました。
②時間とお金に余裕を持つ
申し込みを間違えたのも、慌てていたからかもしれません。
「日を改めて工事」と言われても、開業前に工事をしておけば、気持ちに余裕を持てたでしょう。
回線が開通するとその日からお金がかかるからと、ささいな金額をケチって、開業後に工事を設定したのがよくなかったです。
スケジュールを立て、チェックリストを作るとき、時間に余裕を持つことが大切です。
また、重要なことであれば、多少の金額をケチるのもいけません。
③見直しの重要性~こんな環境、必要だった?~
現状の環境は、メリットもありますが、無駄を感じているところもあり、見直していこうと思っています。
例えば、
- 事業とプライベートの完全分離
- ネットワークをプライベートと分離していることによるセキュリティの確保
はメリットだと思っています。
何が必要ないか、初めはわからないので、仕方ないとは思います。
ただ、今の世の中、インターネットで様々な申し込みができ、それこそ「30分で開通!」ということも可能なわけです。
できる限り、「必要」と感じてから追加することを考える方がよいと思います。
iPadを活かしきれない私(関連投稿:愛しのiPad)が言うのは、説得力があるのかないのか微妙ですが・・・。
おわり。
今日の花
ローゼル(の実)(アオイ科、原産地:アフリカ西南部)
花が終わった後のもので、これが花屋さんで売られています。紅色の部分は種を包む萼(がく)で、ハイビスカスティーの原料になります(作ってみたことはない)。