「嵐」とは、あの、ジャニーズの「嵐」です。

昨年のクリスマス・イブ、私は東京ドームにいました。

今日は、興味ない方にはまるで興味のない話です(しかも長い)。

コンサートに行きたかった

特別ジャニーズ好き、というわけでもないので、そもそもどういうきっかけで嵐に関心を持ったのかはよく覚えていません。櫻井翔さんの顔が好き、とか、そんな理由なんじゃないかと思います。

何かのきっかけで嵐のコンサートのDVDを買い、家で繰り返し見ているうちに、あの空間に一度でいいから行ってみたい、と思うようになりました。

どうもコンサートのチケットは一般販売されないようだ、とわかり、ファンクラブに入ることにしました。

2009年11月のことです。

このころの私は、プロフィールで触れている、ある上司から「これがこなせたら、大抵のことはできるようになるかも」と言われた大変な仕事にかかっていました。

忙しくて何もできず、DVDくらいしか楽しみがなかったのかもしれません。

初めての当選

入会したときはもうその年のツアーの応募期間は終わっていたため、初めて応募したのは、翌年、2010年〜2011年にかけてのドームツアーでした。

家族や友達にも入会してもらって応募する、ということもあるようですが、私は、ずっと「私一人で勝負だ」と、自分の1票だけで応募していました(実際、行くのも1人で行ってましたし)。

1回目の結果は、当選。

ビギナーズ・ラック、というのがあるのかわかりませんがそんな気がしたのと、前の年の「大抵のことは何とかなるかも」な仕事を何とか終え、主査(監査チームの現場のリーダー)となって2年目の業務に当たっていたため、「仕事をがんばったごほうびかな」と思いました。

キラキラな時間

初めて行ったコンサートは、夢のような時間でした。

あの「嵐」が、そこにいる!まず見た瞬間、「わ、本物!」って、思いました(笑)。

あの「嵐」が、今、この時は、私たち東京ドームにいる人だけのために存在しているという事実が 夢のようでしたし、その特別感(優越感でしょうね)は、なんともいえないものでした。

あんなにもキラキラした空間と時間は、それまでに経験したことがなかったし、今でもあれに勝るものはないような気がします。

このキラキラをまた感じたい!と、最初は「一度でいいから」と思っていたわりには、以降ファンクラブ会員を継続し、毎年コンサートに応募するようになりました。

2回目の当選

2回目に当選したのは、2013年〜2014年にかけてのドームツアーでした。

2013年といえば、私が監査法人を退職し、税理士事務所に転職して、慣れない税法と「こんなはずじゃなかった」業務量に立ち向かっていたころです。

もはや私の中では、嵐のコンサートは完全に、「何年かに一度もらえる、仕事をがんばったごほうび」になりました。

2回目は、1回目よりもステージから遠い席だったこともあり、1回目の感動にはかないませんでしたが、やっぱり心の底から幸せで楽しくて、また行きたい!と強く思いました。

3回目の当選

そして、昨年のクリスマス・イブのコンサートに3回目の当選を果たしました。

今もそうなのかわかりませんが、嵐のコンサートは、第1希望から第3希望までの日程を応募するのですが、可能な人に限り、第4希望として「いつでもどこでもよい」という選択肢を選ぶことができました。

申込みのとき、すでに税理士事務所を辞めることがわかっていたため、このとき初めて、「伝家の宝刀」(勝手にそう呼んでた)第4希望「いつでもどこでもよい」も含めて応募しました。

結果は、第1希望の12月24日で当選。

そういえば、クリスマス・イブの日曜日。ちょっと、競争率低かったのかも・・・。

そして、やっぱり今回も、「何年かに一度もらえる、仕事をがんばったごほうび」だったのです。

まさかの席

このときのコンサートでは、チケットの転売防止のため、当日会場の入口でQRコードを提示して初めて席がわかる、という仕組みでした。

渡されたチケットには、1塁側3列、の文字。

野球観戦をしたことがあるとわかるかもしれませんが、野球のスタジアムは不規則な形をしているため、必ずしも、どこの場所でも1列目が最前列とは限りません。

3列目だと最前列の可能性も。そうでなくても前から3列目。

えええ〜、と思いながら階段を降りていくと、そこは、最前列でした。

隣の席の女の子たちは「やばい!!!やばい!!!」しか言葉が出ない(笑)。そりゃそうだ。

私はというと、すっかり雰囲気に気圧されてしまいました。

スコアボードの前にメインステージが作られるので、そこにいるときは、いくらスタンドの最前列でも顔はまったくわかりませんが、ホームベースの辺りにサブステージがあり、そちらに何回か、台車のようなものに乗って、メンバーがやって来ます。それが目の前を通る時は、さすがに表情まではっきりと見えました。

12月24日は相葉さんの誕生日。「やばい!!!」の女の子たちと反対側の隣の方は、相葉さんに「お誕生日おめでとう」のうちわを用意していて、相葉さんがそれに気づいて指差したのも、はっきりわかりました。

これには、赤の他人の私まで幸せな気持ちに。

夢の時間を誰かに

でも、これで最後かな、と思いました。

「やばい!!!」しか言葉が出なくなるほど(そこまではいかなくとも)、以前のように気持ちが高まらなかったのです。

間近で見る機材に「いくらくらいするんだろう?」とか、ペンライトを自動制御する仕組みに「1回のコンサートでいくらくらい経費かかるんだろう?」とか、余計なことが気になりました。

そもそも、今回はグッズのプレ販売を失念して当日買うという失態で、気合いの入り方がなっていませんでした。

3回目だからというわけではなく、他にもっと自分が夢中になれるものが増えたのか、今が幸せなのか、それとももう年なのか・・・。

自分の枠が1つ空けば、別の若い女の子が、「やばい!!!」しか言葉が出なくなるような、夢のような時間を楽しめるチャンスが増えるかも。

コンサートに申し込むためのファンクラブだったので、今年はファンクラブを更新しませんでした。卒業です。

それにしても、偶然とはいえ、3回とも仕事をがんばったタイミングで当選したのは、不思議です。

あのキラキラした時間は、たしかに、またあのためにがんばって働いて、がんばって生きていこう、と思えるもので、それを体験できたのは本当に幸せなことでした。

今年、誰かも、同じような気持ちになって、前を向けるといいな。

そういうものを、どんなに小さなものでも、何か一つ、みんなが見つけられるといいのに。

今日の花

ガーベラ(キク科、原産地:南アフリカ)

今、いちばん元気をもらったり、勇気をもらったりしているのは、花からかもしれません。ビタミンカラーや太陽の方を向いて伸びる茎に、力づけられます。