工場見学。

オリジナルのカップヌードルが作れる、という「カップヌードルミュージアム」(現:安藤百福発明記念館)(工場ではありませんが)が横浜にオープンしたのは2011年。グリコの工場見学施設「グリコピア」が埼玉にオープンしたのが2012年。

その頃には工場見学はブームになっていて、今もそれは続いているように思います。

私はプロフィールの「好きなもの」に「工場夜景」を挙げていますが、工場の中を見るのも好きです。

監査法人に勤務していた頃、製造業のクライアントの工場視察や工場での棚卸に従事したことがあります。ヘルメット・安全靴・軍手の姿で広い敷地を歩き回るので体力的にはきつかったですが、物が作られていく様子や工場そのものを見るのがとても興味深くて、実はかなり楽しんでいました。

今回、ふと「工場見学に行こう!」と思い立ち、某月某日、新日鐵住金(今日、2019年4月1日から「日本製鉄株式会社」に商号変更)君津製鐵所に行ってきました。

参加申込まで

君津製鐵所には、「工場見学」でGoogle検索してたどりつきました。

週のうち日にちと人数が限られているものの、一般個人の見学も受け入れています(2019年4月1日時点)。

まずは電話で仮予約、とのことでしたので、電話をします。

1ヵ月以上先の希望日を伝えたのですが「満員」とのこと。やっぱり人気なのですね。

さらに先の日程になりましたが、空いている日にちで仮予約をしました。

本予約は、見学日時、氏名、連絡先等を記入する申込書と、工場見学に際しての確認書をFAXで送ります。

確認書の内容は、

  • 工場見学は技術や知的財産を侵害する目的ではありません
  • 工場内では許可なく写真撮影しません(←残念…仕方ないけど)
  • 安全のため歩きやすい靴のご準備をお願いします、等の注意事項を守ります

といったもので、これに署名をしたものを送ります。

FAX受信の連絡をいただき、申込完了となりました。

見学当日

君津製鐵所までは、東京駅から高速バスが出ていますのでそれを利用しました。

会社説明があるのか、リクルートスーツ姿の学生さんが何人もいる中に交じって、バスに乗り込みます(私の醸し出す違和感…)。

高速バスにはめったに乗らないため、それだけでもわくわくします。東京アクアラインを通って千葉へ向かい、約1時間20分で到着します。

高速バスの発着時刻に合わせて見学スケジュールが組まれているため、すぐに会場に入り、見学が始まります。

まずは製鐵所の概要と見学スケジュールを皆で聞きます。参加者は全部で30名ほどだったでしょうか。グループ、ご家族・お友達どうし、という方がほとんどでしたが、私のように1人参加の方もいましたよ。

君津製鐵所は、粗鋼生産量7,903万トン(日本全体の76%)、敷地面積1,208㎡(東京ドーム約220個分)、従業員数(直営社員)3,511人という、日本最大級の製鉄所です(データはいずれも2017年のもの)。(従業員については、協力企業の社員も含めると、敷地内で働く方は、見学日現在、約1万3千人とのことでした。)

製品としては、薄板(自動車や家電製品等に利用される薄い鉄板)、厚板(造船等に利用される厚い鉄板)、線材(吊り橋等に利用される線状の鉄)、鋼管(パイプライン等に利用される)など、多岐にわたる品種が生産されています。

今回は、プラスチックリサイクル設備、高炉(外観のみ)、熱延工場(薄板の製造工程)の見学です。見学はバスで移動します。みんなでバスに乗り込んで出発!

工場見学を受け入れる理由とは?

見学には係の方(広報課の方)が1名つきっきり、バスをチャーター。でも、工場見学はもちろん無料です。

ビールやお菓子なら、工場見学することで商品への愛着が増してファンが増える・定着する、という効果は大いに期待されますが、「日本製鉄の鉄」を一般消費者が選別して購入する、ということはそもそもできません。この工場見学には、会社としてどういうメリットがあるのだろう?という疑問が浮かびます。

この疑問を頭の片隅に置きつつの見学の様子は、次回に続きます。

今日の花

ストロベリー・フィールド(ヒユ科、原産地:熱帯アメリカ)

「千日紅(せんにちこう)」という主にピンクの花をつけるものの仲間です。ストロベリーという名の通り真っ赤ですが、直径2センチ弱でまんまるなので、大きさ・形はイチゴよりもラズベリーに似ています。花はあまり水気がなく、このまま変色せずにドライフラワーになりそうです。連続ドラマはほとんど見ないのですが、2016年放送の「IQ246」は毎回見ていて、第3話にストロベリー・フィールドが出てきました。いまだに覚えているのは、執事役で出演していたディーン・フジオカさんがこの回ひたすらかっこよかったからで、私の中では、ストロベリー・フィールドといえばディーン・フジオカさんです(笑)。